大和紡績は紡績業にはじまり、
世界中を支える総合繊維メーカーへと発展してきました。
私たちはこれからも、繊維の可能性を追求し、
持続可能な社会の実現に向かって挑み続けてまいります。
4社の紡績会社の合併によりスタートした大和紡績の歴史。創業当初は、戦後の基幹産業であった繊維事業を担うことで、日本の経済発展を支えてきました。時代の移り変わりと共に、多様な分野へと事業を広げていくための変革を続け、今や私たちは、数多くの事業を統括する繊維メーカーとして発展し、今日も新たな挑戦を続けています。
私たちは、素材としての用途の広がりや循環型社会への対応など、繊維分野の多様なフィールドで製品開発に力を入れ、独自素材を活かした高付加価値な商品を生み出し、実績を積み重ねてきました。現在、8社の国内グループ、6社の海外グループのグローバルネットワークによって、日本はもとより世界のニーズにお応えしています。
大和紡績の繊維メーカーとしての強みは、研究開発から原料調達、製造、販売まで一貫した生産体制を基盤とした「素材開発力」、長年の経験と実績を積み重ねてきた「高い技術力」、そして様々な産業の市場ニーズを的確に捉え、独自の高付加価値商品を多種多様な分野へと展開していく「提案力」です。
繊維素材の研究開発や不織布の加工など開発から製造・販売までの一貫体制を構築
国内外から調達する原料を高い技術力で加工し最終製品まで幅広いラインナップで製造・販売
独自原料・加工技術を生活・産業資材をはじめとする多分野に活用する「ファイバー戦略」を推進
マスクなどの衛生用品、コスメ・スキンケア用品、紙おむつの材料といった生活用品から、建設現場や災害対策で活躍する工事用シート、電子産業や化学工業の生産プロセスに必要なフィルターなどの産業資材、機能性インナーなど衣料品まで幅広い事業を展開。提供形態も原綿や不織布、最終製品まで多岐にわたります。