繊維事業80年の技術・開発力で新しい価値を創造し
暮らしの未来を変えていく繊維メーカー。
衛生用品、介護用品など暮らしに欠かせない繊維・不織布製品。合繊事業では、原料調達から開発・製造、販売まで行う一貫体制によって、市場のニーズに合った環境配慮型素材や機能性素材など次世代製品で様々な産業に貢献。繊維・不織布の新たな価値を追求し続け、東アジアを中心にグローバル需要にもお応えしています。
ピックアップ製品
原綿開発からの一貫体制で、機能性素材を提供
繊維から製品まで一貫した生産・販売体制をとることで、お客様のご要望ごとに、繊維の開発や独自の加工などを行うことが可能です。幅広い分野の研究を行う播磨研究所の研究開発力を活かし、細かなニーズにお応えする品質や機能性を追求することで、最適な製品をお届けしています。
生分解性を持ち、環境負荷低減に優れた繊維・レーヨン不織布製品を展開
成分の約75%がバイオマスである生分解性繊維「ミラクル®ファイバーKK-PL」や海洋中の生分解性に優れたレーヨン不織布「アピタス®E」をはじめ、様々な環境負荷低減製品を開発・販売。コスメ用品や衛生用品分野にサステナブル素材としてご提供しています。
不織布市場のサステナブル志向に応え、環境配慮型製品を開発
高まり続ける不織布市場のサステナブル志向にお応えするため、バイオマスマークや FSC認証を取得可能なレーヨンスパンレース不織布「アピタス®B」など、多岐にわたる環境配慮型・機能性素材を開発し、社会の未来を支えています。
トレーサビリティを追求した原材料調達・生産体制
国際綿花協議会が認証するCOTTON USAマーク認定を受けたスパンレース不織布「アピタス®C」や「適切な森林管理」を認証するFSC認証を取得可能な製品など、人や環境への負担が少ない安全な原材料を信頼できるサプライヤーから調達することでトレーサビリティを確立した製品を展開。また、繊維から最終製品まで自社による一貫体制を整備することで、内部的なトレーサビリティも追求しています。
ひび割れを自然自己治癒させるコンクリート用強化繊維
一般的にコンクリートなどのセメント系材料は、応力が作用することや、温度変化及び乾燥によって体積変化が生じることが原因でひび割れが発生します。
このようなひび割れは、美観を損なうだけではなく、ひび割れ部分からの漏水、内部鉄筋の腐食による断面減少、構造物の耐久性の低下などの様々な問題を引き起こします。
マーキュリーCは、ポリプロピレン十字断面の特殊繊維で、繊維補強複合系材料(FRCC)の繊維素材として使用することでひび割れ部分に炭酸カルシウムを析出させ、ひび割れ部分を閉塞させるなど、将来期待される材料です。
東アジアの需要拡大に向け、インドネシアでの生産体制を構築
東アジアで需要が急増している衛生材料分野への不織布用品の供給に対応するため、インドネシアの不織布生産拠点「P.T. Daiwabo Nonwoven Indonesia(D.N.I.)」にて、サーマルボンド不織布を生産し、グローバルな生産・販売体制を構築しています。